春ホッケをおいしくいただく

3月15日、4月から就職を控える息子を連れ、ホッケ釣りに出かけました。
ひとまず息子に魚を釣らせてやろうと、浮き釣りの鉄板磯である兜千畳敷に浮き釣りタックルを持たせて、自分はライトジギングで狙う算段を立てました。

ただし、今年のホッケは型が出ません。
浮き釣りに寄り付く魚はイワシが気持ちスケールアップしたくらいの20cmレベルがほとんど。たまに型がそろう群れがついてもすぐにいなくなります。

結果は
・浮き釣り…型物2尾、ローソク7尾
・ジギング…型物1尾、ローソク4尾
・お帰りいただく…多数

まあこんな感じです。

釣りはほどほどだったので、我が家のおいしいホッケの下処理の方法をご紹介します。

このくらい型の小さい春ホッケは煮たり焼いたりするよりムニエルやフライなどしっかり味を付けられる料理に向いています。
油も少なくあっさりしているため、下処理をしっかりして臭みになるものを徹底的に取り除くと大変おいしく食べられます。

まずは包丁を入れる前に、表面に塩をまぶしてきれいにぬめりをとり、うろこをうろこ落としでしっかり落とします。フライやムニエルは皮ごと食べられ、これが大変おいしいのでうろこを落とす作業はしっかりと行うべきです。

そしてここから魚を捌いていきます。

うろこをしっかり取ってきれいに洗いおとす
まずは上下を逆に
腹ビレの基部から斜めに包丁を入れる
胸ヒレの基部からエラ蓋の外側へ斜めに包丁を入れる。エラを切らないように注意
先に入れた切り目の終端に向かって、頭の後ろから中骨まで包丁を入れる
ハラワタごと頭を引き抜く
頭を抜いた断面の内側から腹に向かって包丁の刃先を向け、肛門までを開く
腹の切れ目を上に向け、中骨を囲む血合い袋に刃先を這わせ切り目を入れる
中骨の両サイド、2本の切り目が入る
血合いを流水で洗い流す
ここまできれいにすればできたも同然

これを中骨に沿って三枚におろして下準備は完了。
バットに移したらラップしてすこし冷蔵庫で寝かします。

その後、下味をつけたら後はころもを付けてフライにするなり、ムニエルにするなりご自由に。小物であれば上肋骨や皮までおいしく食べられます。

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