娘たちといっしょ~サクラマスがキター

新型コロナウィルス感染拡大による休校で、ろくに外出していない娘2人を連れて、晴天の4月12日、積丹へホッケ釣りに出かけました。

まだ暗い4時過ぎくらいに家を出て、現地到着は5時30分。

ひとまず幌武意漁港に入りますが、魚っ気がないので移動を決意。たまに来ている娘たちに魚を釣らせてあげようとまたも兜千畳敷に入ります。このとき7時過ぎ。

先日に引き続き、娘たち二人に浮き釣りタックルを共有で1セット手渡し足元を、私はまたもジギングで遠目を狙います。

8cm、30gのグリーン系ジグをロックフィッシュ用ロッドで遠投し、足元までじっくりとサーチします。

足元からドン深のこの釣り場、足元から20mくらいの先にも相当な角度で道糸が入る中、スロージャークに何かがヒットします。

なかなかの引き、型物のホッケか?とも思いましたが、何やら様子が違います。右へ左へと頭を振りながら上がってきたのは45cmクラスのちびっこサクラマスでした。

たいそう暴れたのでうろこがばらけてしまいましたが、キラキラきれいなおなかとメタリックグリーンのビューティフルボディでした。

娘二人の浮き釣りチームも、ワーワー、キャーキャーしながらもちょいちょいホッケをゲットしています。

二人もなんだか満足したようだし、昼前の時点で風が出てきたので納竿としました。

一番うえのホッケは娘が釣りました。このまな板、70cmなのでなかなかいい型です。

春ホッケをおいしくいただく

3月15日、4月から就職を控える息子を連れ、ホッケ釣りに出かけました。
ひとまず息子に魚を釣らせてやろうと、浮き釣りの鉄板磯である兜千畳敷に浮き釣りタックルを持たせて、自分はライトジギングで狙う算段を立てました。

ただし、今年のホッケは型が出ません。
浮き釣りに寄り付く魚はイワシが気持ちスケールアップしたくらいの20cmレベルがほとんど。たまに型がそろう群れがついてもすぐにいなくなります。

結果は
・浮き釣り…型物2尾、ローソク7尾
・ジギング…型物1尾、ローソク4尾
・お帰りいただく…多数

まあこんな感じです。

釣りはほどほどだったので、我が家のおいしいホッケの下処理の方法をご紹介します。

このくらい型の小さい春ホッケは煮たり焼いたりするよりムニエルやフライなどしっかり味を付けられる料理に向いています。
油も少なくあっさりしているため、下処理をしっかりして臭みになるものを徹底的に取り除くと大変おいしく食べられます。

まずは包丁を入れる前に、表面に塩をまぶしてきれいにぬめりをとり、うろこをうろこ落としでしっかり落とします。フライやムニエルは皮ごと食べられ、これが大変おいしいのでうろこを落とす作業はしっかりと行うべきです。

そしてここから魚を捌いていきます。

うろこをしっかり取ってきれいに洗いおとす
まずは上下を逆に
腹ビレの基部から斜めに包丁を入れる
胸ヒレの基部からエラ蓋の外側へ斜めに包丁を入れる。エラを切らないように注意
先に入れた切り目の終端に向かって、頭の後ろから中骨まで包丁を入れる
ハラワタごと頭を引き抜く
頭を抜いた断面の内側から腹に向かって包丁の刃先を向け、肛門までを開く
腹の切れ目を上に向け、中骨を囲む血合い袋に刃先を這わせ切り目を入れる
中骨の両サイド、2本の切り目が入る
血合いを流水で洗い流す
ここまできれいにすればできたも同然

これを中骨に沿って三枚におろして下準備は完了。
バットに移したらラップしてすこし冷蔵庫で寝かします。

その後、下味をつけたら後はころもを付けてフライにするなり、ムニエルにするなりご自由に。小物であれば上肋骨や皮までおいしく食べられます。

2020年開幕!!

くそ忙しくてブログどころではなかった2019年が終わり、そろそろ休眠ブログの再開を決意。

3月2日、いつも通り開幕戦は積丹カレイあわよくばホッケ交じりを狙います。

山際に雪が残るも、道中は乾いた路面が見える状態。

聞こえる情報では、冬からだらだらとホッケが釣れている様子。時期を選ばず、岸際に魚が居座る年ってあんまり良い状況じゃないんですよね。

まだ暗い中、兜千畳敷の出岬奥に陣取り、2本竿をセット。遠投用並継竿には一本針仕掛けに手製塩イソメを房掛け遠投、振り出し竿にはコマセロケット付き2本針仕掛けにイソメ房掛けで近投と戦略を分けて構えます。

まだ真っ暗です。

白々と夜が明け始め、若干寒さも収まり始めた7:30過ぎ、やっと竿先が反応します。

冬場のカレイらしく、それほどはっきりしたアタリは出ませんが、ブワッと糸ふけする独特なアタリ。上がってきたのは36cmのきれいなマガレイです。

しかしその後が続きません。
たまに20cmクラスの手のひらサイズがちょぼちょぼきますが、お刺身可能サイズはこれでおしまいとなります。

まだ雪のちらつく季節は、このくらいで満足しておくべきでしょう。

お刺身でいただきました。美味。