第一釣行
9月11日 古平河口海岸
晴れ、べた凪。浮きふかせにてチャレンジ。周辺で数本あがるもそれっきり、自分の仕掛けには前あたりすら感じず終了。
9月21日 古平河口海岸
夜間業務を控えた月曜日、午前半休としたので老体にむち打ち、秋鮭古平川河口詣することといたしました。
前回の釣行の様子から10日程度経過し、プロショップかわぐちさんHPでの釣果も聞かれだし、そろそろ群れの接岸が本格化してもよいのではないかと期待はそれなりにしていました。
釣り場には3時ころ到着、平日早朝とはいえ本格シーズンに先客が20人ほどが訪れていました。
それにしても結構波が立っていて、前回立ち並んでいた河口際の立ち位置は完全に波被りでサラシが走る状態。
でもいつもなら地元常連さんたちの場所取り竿たてが立ち並んでいるはずの一等地は2本くらいしか竿たてが刺さっていません。
「おかしいな??」とは思いつつ、海側の河口角をゲット。MY竿たてをセットしてタックル準備に取り掛かります。
程なくして地元常連おじさんがやって来るや、「立てておいた竿たてがないわ!」との叫び。
「ああ、やっぱり?流されちゃったのかね?」
「そうみたいだね。ちょっと脇に2本くらい入れてあげて」
(無人で場所取りなんかすなや、とは思いつつ、地元の方々には気に入られておいたほうが無難)「いいっすよ。」
「ありがとね、にーちゃん、わりーね」「なんも、なんも」
これにより一等地からは若干スライド。でも河口角最前列は確保しました。
この釣り場の常連さんはほぼみんな浮きふかせ。魚の通り道がわかっている状態ならば、魚の視線の先に狙って仕掛けを通せる浮きふかせが圧倒的に有利で、私も実績から朝のゴールデンタイムはいつも浮きふかせをセットしています。
4号の電光どんぐり浮きにウキ下60cmのハリス5号、2~1.5号ピンクタコベイト+2Bガン玉、20号の針という仕掛け設定。
ロッドは11Ftのショアジギング用ロングロッドを、1番破損を機によりソフトな先調子になるよう修繕したサケふかせ専用オリジナルモデルを準備。
夜明けの始まる5時前を常連おじさんとの情報交換をしながら待ちます。
おじさん曰く、昨日はまだ全然ダメで、全体で数本程度だったらしい。まだまだ例年に比べ海水温が高いのが原因で遡上が遅れているのではとのこと。やや天候が荒れて状況が好転するかもしれないがどうかな?と。
昼間降った雨のせいで川水の流れも増えてましたが、濁りはそれほど出ていないし、波っ気もそれなりにあるので夜明けに期待は高まります。
徐々に常連さんも集まりだして白々と東の空が明るくなりはじめた4時45分、一斉に戦闘開始となります。
10分程度の沈黙のあと、5時過ぎたあたりから、常連組からアタリが出始めます。
2本、3本と周りがざわつくなか、なかなか自分にはアタリがでません。仕掛けの導線を調節しながら様子を見ますが、なかなか浮きは沈みません。
浮き下を調節したり、ガン玉増減させたりしますがアタリは遠い。釣れてる人の仕掛けを盗み見ながら浮き下を合わせたりしつつ、20分ほどが経過した後、やや遠目まで流し込んだ浮きがズボッと沈みこみます。
2020年サケ釣りファーストヒット。なかなかの引きですが、オリジナルロッドのパワーは十分で余裕で引き揚げます。
※手返し優先で釣り場での写真はありません。一番上が一本目。こう見るとなかなかのグッドサイズなメスです。柔らかめのロッドは食い込みもよいかも?
時合突入で手返し良く、次々と仕掛けを投入します。こうなってくるとガンガン釣れまくるのがこの釣り場の魅力。完全に日の出を迎えても群れの勢いは止まりません。
常連さんの中にはすでに5~6本あげてる人もいる中、自分も、
2本目・・・銀ピカ小ぶりなメスちゃん60cmちょい
3本目・・・かなりブナの進んだ良型オス75cm
その後もあれこれ試してみますが群れは一群で終了し、2群、3群と続くことはありませんでした。
遡上第一陣としてはこんなものなのでしょう。全体で30~40本ほど上がっていたように思われます。
でもこの釣行で常連さんたちの釣りと自分の釣りの違いを発見できたかも??
秘密は翌週釣行実施の次回に続く!!
(遡上遅れで待たされていたせいか、いくらの質は若干固めだったのがやや残念ではありました。しかし初物のいくら丼は格別でした。)