今回のロッド制作に必要な部材には以下のようなものがあります。
- ブランク ・・・思ったよりも緑色
- リールシート ・・・無塗装、カーボンチューブなし
- インナーカーボンチューブ
- フロントグリップ ・・・ジャストエース製
- リアグリップ
- エンドキャップ ・・・ここだけシルバーの12角リング
- リング&ワインディングチェック ・・・ガンメタで統一
ブランク塗装
カタログには色が「Mad Olive Drab」となっていたのでまさかとは思っていましたが、かなりの緑色。またなかなかの先調子で硬め。マタギのカタログスペックは総じて弱めな表記なようです。
なのでもう塗装してしまうことを決意しました。
Fujiのマニュアルに載っているゴム板を使用したどぶ漬け塗装はブランクのテーパーがきついと無理なのでスプレー塗装することにしました。
地色はホームセンターで自動車ボディー塗装用のラッカー缶スプレー(ほとんど黒に見えるダークブルーメタリック)をチョイス。もともと塗装済みなので、中目のサンディングスポンジで足付けしたうえで直接スプレーします。硬化後、バットジョイント部分にワンポイントでキャンディピンクの帯を入れる為、マスキング後にプラモデル用ラッカー系ホワイトサーフェイサー → Mrカラーのシャインメタリック でベース塗装 → Mrカラーのクリアピンクをエアブラシ塗装、と塗り重ね、硬化を待ちます。
レタリングを施す前に、二液性ウレタンクリアで色止め兼塗膜強化。さすが二液性ウレタン。ピッカピカになりました。
リールシート塗装
まずはこちらも中目のサンディングスポンジで表面を荒らしたあと、タミヤのPP用プライマーをスプレーして足付け処理します。
重ね塗る色のパターンも何通りか試しましたが、この組み合わせがイメージ通りに決まりました。塗っては乾かし、塗っては乾かしを繰り返すこと都合10回くらいでこのくらいの発色になりました。
クラック塗装を入れてもメタリックがしっかりアピールできるよう厚めにシャインシルバーで塗装します。
ここまで来たら、いったんしっかり乾燥時間をとったうえで、クラック塗装が決まるようラッカークリアを複数回重ねてエアブラシして塗膜の厚みを加えます。
クラック塗装は下地塗装との乾燥時間の相違によるリアクションで発生するそうなので、下地層はラッカーで且つ厚くある必要があるそうです。
次回はクラック塗装に挑戦します。